キラキラ

「みっちゃん!がんばってぇえ~!!!」

「うきゃーーーーー!!」

「だってーーー!!!しょうくんがぁーー!!ぅえ゛~ん!!!」

「こら!りょうちゃん!砂遊びしーなーいーーー!!!」


今の時期は毎年、運動会に向けて一生懸命な園児と先生たちの声で、外は朝からにぎやかだ。

比較的、午前様で帰宅することも多い私は、たいてい9時くらいまで眠っているのだが、この時期になると目覚ましはいらなくなる。子供たちのハチャメチャっぷりは声を聞いているだけで十分感じるし、保育園の先生たちは本当に大変だなぁと感心する。


音楽を流しながら、毎日かけっこやダンスの練習。ネットか何かで読んだのだが、”幼児の手の器用さは、大人が軍手を二枚はめたそれと同じ” だそうだ。それに加え、子供たちは十人十色。走るのが得意な子もいれば、そうじゃない子もいる。うまく列に並べない子だっているだろうし、動きを覚えるのが苦手な子もいるだろう。もちろん性格もいろいろだ。積極的な子もいれば、おとなしく引っ込み思案な子もいる。そんな中、本当に粘り強く、毎日繰り返し練習しているのを見ると、運動会本番の感動はひとしおなのだろうと親心みたいなものを感じる。


"一生懸命何度も練習することでできなかったことができるようになる" という成功体験は本当に大切だとよく聞くし、私もそう思う。その成功に至るまでにはたくさんの失敗と挫折があると思うからだ。子供のうちは何度もそれを体験できるチャンスがカリキュラムで用意されている。運動会や文化祭などの行事、部活動などがそうだろう。しかし大人になると、自分で挑戦するということをしなければ、そういった体験からはめっきり離れてしまう。それが必ずしも悪いことだとは思わない。ただ、どんな世界でも、私にとってキラキラ輝いて見える人たちは、何歳になっても挑戦し続け、成功体験を積み重ね続けている人たちばかりなように思う。


失敗しても何度でも挑戦できる人は本当に強い。音楽を仕事にしてみて、私はそれを本当に感じた。衣食住とは違って、音楽というものはなくても生きていける。だからこそ、自分の中で、自分の音楽を意味のあるものにするために、あらゆることで挑戦と努力が必要だ。努力もせず同じことをただただ繰り返している人は、年齢とともに能力や人気、あらゆるものが落ちていくだけなように思う。私はそんなふうにはなりたくないし、もしそんなモチベーションになってしまったら、音楽をやめて、違う仕事をするだろう。


「あーた」から「AATA」へ。新しい名前でリリースした 7inchシングルも、これから12月にリリースするアルバムも、ソングライター、そしてシンガーとしてたくさんの挑戦をした。新しいレーベルに移り、生音のバンドサウンドがメインだったところから、打ち込みのサウンドになり、曲作りもR&BやHIPHOPに寄せたCity Popを意識し、歌ものだけでなくラップ曲も増やした。次のアルバムは、今までの「あーた」にはなかったアプローチで、声の良さや歌の表現、歌詞など、存分に楽しんでもらえる音源になったと思う。ぜひ期待して待っていてほしい。

曲作り、ライブ、活動方法など、リリース後も私はどんどん挑戦をしていくつもりだ。これからどうなっていくのか、自分でも本当にわくわくしっぱなしだ…!ファンのみなさんには、ぜひ見逃さないでほしい!いつも応援ありがとう!今後のAATAにどうぞご期待ください!



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